金価格高騰中!

世界情勢のこともあり、金買取価格が史上最高額を更新し続けています。

このエントリーを書いている本日2022年3月8日時点の24金の市場価格(インゴットの店頭買取価格)が8,081円です。

先日まで、7000円台で高いと思っていましたが、さらに上がって私たち買取業者も驚いています。

さて、金の買取価格についてですが、皆様にお気をつけいただきたいと思い、このエントリーを書いています。

よく誤解されがちな2点を挙げましたので順々に説明していきます。

①市場価格=買取価格ではない

ケース①は市場価格が買取価格ではないという場合です。

本日であれば、8,081円が市場価格だと書きました。では24金の買取価格は8,081円かというとこれは違います。この価格はあくまでも地金業者の取引価格であり、町の買取店の買取価格ではありません。

町の買取店はこの市場買取価格(基準価格)を元に買取価格を決めるのです。

1g300円の利益と考えているお店なら、7781円/gが買取価格ですし、1g3000円の利益を得ようとするお店なら4781円/gが買取価格となります。

当店の場合は、日によっても変わりますが、おおむね150円~300円/g程度の利益を頂戴しております。

②市場価格が買取価格でも手数料がかかる

最近市場価格を買取価格として広告をしている業者をみかけるようになりました。これではまるで市場価格そのままで、金を買って貰えそうに思いますが、実はそうではありません。

金買取の計算書は市場価格で計算してありますが、「手数料」という名目で5%~15%程度の金額を引かれることが多いです。

金の買取時は良く注意して売却を!

お客様が勘違いされるケースを上に書きました。

特に②は非常に分かりにくく、場合によっては買取が決まった後に計算書で提示される場合もあります。

買取が進んでしまった後で、言うのも言いにくいと泣く泣く売ってしまうケースもあると思います。

金を売る前にまずは、そのお店が①、②どちらなのかを確認し、売却されることをお勧めします。